気を失ってしまっている間に、見知らぬ青年に、見たこともない屋敷に連れてこられた透也。その屋敷には透也の性的コンプレックスを呼び起こすものが大量にありました。透也はその「あるもの」で興奮することがおかしいと分かっていましたし、ずっとそれを恥に思ってきました。しかし性癖はそう易々と変えられるものではなく、透也は「あるもの」に反応してしまいました。ところが男はそんな透也を目の当たりにしても、他の誰かのようにそれはおかしいことだと批判したりはしませんでした。Peeping Phantomがお送りします「快楽の追求者」、男にとっては透也の性癖はむしろ好ましいものに見えていたようでした。

抑えてきた「恥ずかしい自分」を曝け出せることへの悦びを知る透也

同Peeping Phantomによる作品「触手の召喚師」にて飲み会の後に終電を降り、触手のような未知の生物に襲われた透也。そのまま見知らぬ男と交わり、意識を失ってしまいます。そして次からが「快楽の追求者」のシーンです。彼が目を覚ますと、そこは自分の家ではありませんでした。そこは見知らぬ男の屋敷で、驚くほどの書物が書庫に収められていました。透也はそれを見て、性的な興奮を感じてしまいます。彼は中学生の頃から、エロ本ではなく、辞典など自分の知識を増やしてくれる本に対して興奮するという変わった性癖を持っていました。





その性癖は周囲からの理解はなかなか得られはしませんでした。その為透也は次第に知識を増やせる喜びと引き換えに、罪悪感と苦しさを募らせてしまいます。男はそんな透也に対して「恥じる必要はない」と言います。男のお陰で透也は心置きなく快楽を追う自分を解放することが出来たのです。自分ですら知らなかった姿までを暴かれて、より大きく押し寄せてくる快楽に耐えかね、透也は甘い声を響かせ続けました。

 
タイトル：快楽の追求者
サークル：Peeping Phantom
作品形式：漫画
価格：540円