生きる為に体を売り、汚い大人達の慰み者になり続ける少年
スラムで生活をしていた少年は、生きる為に知らない相手に体を開いて、金銭を得るということを繰り返していました。それを悦ぶ大人達によって弄ばれることは、彼にとっての日常でした。■BOX■がお送りする「灰色の街、陽の当たる場所」、大きな戦争の後、荒廃した町では少年と同じようなことをしている少年達が大勢いました。そうしなければ彼らは生きていけなかったからです。仕方のないこととは分かっていても、彼の心にも荒れた町と同じように、荒廃が暗く潜んでいました。
大人に性を売って生きる少年と、あまりに眩しい世界に住む友人
戦争で混乱した町で、少年が1人、行きぬくためには体を売って生活する他ありませんでした。複数大人の性の欲求に応え、金銭を得る日々を送っていた少年ネジ。そうするしかないと分かっていても、ネジはこの仕事に対して肯定的な考えを抱いていませんでした。そんあ彼には違う世界で生きる友人がいました。友人との楽しい時間はネジにとって、性を売る自分をつかの間忘れられる救いの時間でした。しかし友人との付き合いは同時に、自分がより傷つく結果を招きかねない諸刃の剣でもありました。
大人の精液を飲まされ、縛られ、気持ち良いと言う事を強要される仕事をする傍らで、友人と遊ぶという少年らしい普通の生活も送るネジ。同じ世界に住む少年達に、住む世界が違う相手に深入りはしない方がいいと忠告されても、少年は友人との時間を大事にしていました。しかしそれが少年にとって最悪の結果を招いてしまいます。「灰色の街、陽の当たる場所」、深く傷ついた少年ネジが取った行動は…。
タイトル:灰色の街、陽の当たる場所
サークル:■BOX■
作品形式:漫画
価格:1,188円